歯医者嫌いの彼女が親知らずを抜いてきた
遂にこの日が来てしまいました。
先日、歯医者に行き「まだ抜かなくていいよ」と言われたのにお会計の時に次回抜歯の予約をして約二週間。
遂に抜歯の日を迎えてしまいました。
抜歯をするまでの日々
親知らずの存在を隠して約3年半。
遂に先日の予想外の歯医者受診で存在が公に出てしまい、それからは毎日ネットで検索するのは「親知らず 抜歯 痛い」「親知らず 抜かないといけない」など親知らずに関しての記事ばかり
かずのこにも、「本当に抜かないといけない?」と聞く日々。
職場でも、親知らずを抜いた事がない人に、「一緒に抜きに行きません?」と誘ってみたり。
いよいよ抜歯の日
予約は14時半。
ご飯をしっかりと食べ「平成最大の悲しみ」と呟きながらも渋々準備をして家を出ることに。
歯医者に着き名前が呼ばれ渋々中に。
以前抜きたくないとお伝えしていたので、「抜く覚悟できた?」と聞かれ被せ気味に「全然できてません。抜かなくてもいいのなら抜きたくない」と言うと、先生が抜いた方がいい理由を一生懸命説明してくれました。
- 若いうちの方が体力がある分負担が少ないこと
- 女性なら、妊娠している時に親知らずが痛むとあまり抜くことをオススメできないこと
- 今は、痛くないけど将来虫歯などで痛んだ時に親知らずの隣の歯も抜かないといけない可能性が出てくること
などなど、先生より「どっちでもいいよ」と言われましたが渋々抜く決断を。
すぐに痛み止めと化膿止めの錠剤、そして整腸剤を渡され飲んで待つことに。
またもや騙されかける
椅子を倒され、麻酔をすることに。
痛いのが嫌なので抜きたくないと言っていた私は、終始先生に「痛くしないで」と子供のように言っていました。(笑)
先生も「うるさいやつだな」と思っていたことでしょう。
「少しチクってしますよ。痛いよ」と言う先生。
でも全然耐えられる痛さでした。
そして看護助手さんが一言
「先生、今日上下二本?麻酔もう一本用意しますね」
私「ちょっと待って!!!!今日2本も抜くの?」
先生「え?二本抜く予定だよ」
私「一本にしてください!もう少しで騙されるとこだった」
先生「騙すとこだったわ(笑)」
本当に危なかったです。一本抜く覚悟をやっとしたのにいつの間にか2本になっているなんて。
2本一気に抜いた方が痛さや嫌なこともその日に全部済ませられるのですが、わざわざ見えてもない親知らずを抜く必要がないし何よりネットで下の方が上に比べてかなり痛いと書いていたので下の親知らずはもう少し置いて置くことにしました。
抜歯前の放置プレイ
口の中噛んだ方がよっぽど痛いと思いながら、麻酔を終え効くまでCTを取ることに。
そして、口の中に発泡スチロールのようなものを噛まされ機械に囲まれ「ウィーンピロピロ」と機械音を立てながら2分もかからず撮影終了。元いた椅子に戻されゆっくりしててねと放置プレイされることに。
謎の発泡スチロールを口の中に入れられたまま、誰も戻ってこないこと10分少々。
口の中の水分は持っていかれ、中途半端に開いた口。
看護助手さんが戻ってきたタイミングを見て発泡スチロールを取ってもらうことに。どうやら口の中に入れたままの事を忘れてられていたようだ。
決戦の時
先生が戻ってきて、看護師さんにメスのサイズを確認…。
「ドキドキ…」
椅子を倒され、とうとう抜歯が始まる。
麻酔が効いているので、全然痛くないのですが、目にタオルを被せられ視界を遮られているため怖さが五割り増し。(笑)
親知らずの横の歯に被せ物をしている為、その除去から開始となった。
かなり力を入れられ、骨がミシミシ私にも聞こえる音で鳴った。被せ物が取れて先生が一言「歯まで取れました。」
「え?歯取れちゃったの?」
先生から「大丈夫、大丈夫。想定内だから。」と言われました。そして引き続き、親知らずの除去に取り掛かります。
またもや凄い力で押され骨がまたもやミシミシいっています。
たまらず私は「骨が折れる」と先生に一言伝えましたが、先生は「ミシミシいってるね〜。」と余裕の様子でした。間も無く「あー抜けたよー。」と一言。
抜けた感覚がなかったので、(麻酔しているので当たり前)
「まだ抜けてないやろ〜」と先生に冗談混じりに私は言いました。
すると先生が、「縫合するからちょっと待ってね〜。」と言った後に縫合がすぐに済み、椅子を起こして抜けた歯を見せてくれました。
痛みは麻酔を歯茎に打つ時だけで終了後もありませんでした。
次回予約をして帰宅することに。
麻酔が切れ始めた
寄り道はせず、歯医者からそのまま帰宅することに。
歯医者さんから言われた事は
- お風呂は血行がよくなるのでシャワーのみ短時間が良い
- 飲食は控える
- 禁煙禁酒
なかなか苦しい事ばかりです。特に食事を取ってから歯医者に行っていなかったら当分ご飯は食べれなかったでしょう…。親知らずを抜きに行く方は是非ご飯を食べてから歯医者に行ってください。
家に着いてから1時間後に麻酔が切れ始めました…。痛いのでとりあえず眠ることに。気づけば3時間ほど昼寝をしてしまっていました。目が覚めると痛いけれど我慢できる程度の痛みでした。
抜歯後の食事
夕飯はうどんにしましたが、口があまり開かず、噛むのが困難な為うどんを細かく切り舌で押しつぶしならが食べました。食べた気がさっぱりしません…。味覚は全く問題ありません。明日は、簡単に飲み込めるご飯にしようと思いました。特に歯に挟まらないような雑炊が食べたいです。
まとめ
ネットではかなり痛いと書かれていますが、実際はそこまで痛くありませんでした。先生の腕や歯の生え方にもよるかもしれませんが…。そして、明日起きた後にどれくらい腫れているかが少し心配です。現在は自分から言わないと分からない程度の腫れしかありません。親知らずを抜くか迷っている方は、そこまで痛くないので、歯が悪さをする前に是非抜くことをオススメします。